ママさん剣士OG快挙!!原田(法花)友香 先輩が市民大会個人優勝

 5月24日、宝塚市立総合体育館において第62回宝塚市民剣道大会が開催され、原田(旧姓 法花)友香 先輩(H17年卒)が、「高校・大学・一般女子の部(個人戦)」で見事、優勝を果たされました。

 原田先輩は、平成17年に本学卒業後、関西実業団の名門である小西酒造㈱において選手として活躍され、結婚・出産後も、ご主人の原田卓磨 先輩(H17年卒)による惜しみない理解・協力のもと、稽古を継続されており、昨年度も関西学連剣友剣道大会(OB大会)に出場されました。今大会出場にあたり、原田先輩は、お子さん達がまだ小さく、地域の団体に所属しての稽古は困難であることから、週末に借りる体育館の端でお子さん達を遊ばせつつ、夫婦二人の「原田道場」で稽古に励む一方、家事・育児の傍ら素振り用の木刀による毎朝の100本素振りを自らに課しました。原田先輩は、昨年、田中(旧姓 中川)典子 先輩・二谷麻由 先輩(共にH21年卒)と出場した宮本武蔵顕彰女子剣道大会「お通杯」において大阪府警察特練チームに完敗した悔しさから、一層稽古に励む中で、今大会での優勝を目標として設定し、見事にそれを成し遂げられたのです。本学OBOG夫妻による、まさに二人三脚での原田先輩の優勝に、縦之会会員一同、心より賛辞を送ります。

 昭和45年の女子部創設以来、本学のOGも87名(マネジャー含む)を数え、卒業後に稽古を継続する先輩も近年は増加の傾向にあります。しかし、幸福なライフイベントである結婚・出産、そこから始まる育児等で稽古を中断せざるを得ないOGが多いのもまた事実です。(ご家族の理解を前提として)こうしたOGが、気軽に六甲アイランド道場で稽古を再開できるよう、縦之会事務局としても応援いたしますので、OGの皆様方におかれましては、まずは周辺世代の先輩方とお誘い合わせの上、大学剣道部の稽古に足をお運びください。指導陣・大学剣道部員一同、先輩方のお越しを心よりお待ちしております。