第63回関西学生剣道優勝大会・第39回関西女子学生剣道優勝大会

 爽やかな秋晴れの中にも夏の蒸し暑さが残る9月27日、「大阪市中央体育館」において第63回関西学生剣道優勝大会・第39回関西女子学生剣道優勝大会が開催されました。関西学生剣道連盟加盟の男子58校、女子57校の頂点を争う団体戦(男子7人戦・女子5人戦)である本大会に、本学は次の布陣で臨みました。

  

  男子 今井 優希 (4年 上宮高等学校出身)

     高瀬 崚馬 (4年 履正社高等学校出身)

     右田 直規 (4年 松阪高等学校出身)

     土橋 孝史 (3年 四天王寺羽曳丘高等学校出身)

     山内 寿希也(3年 履正社高等学校出身)

     明照 佳祐 (3年 報徳学園高等学校出身)

     祐谷  樹 (3年 八頭高等学校出身)

     石上 純平 (2年 滝川第二高等学校出身)

     井上 康平 (2年 伊丹北高等学校出身)

  女子 坂本 里来 (4年 甲子園学院高等学校出身)

     中本 夏海 (3年 西大寺高等学校出身)

     小日山 瑞希(3年 初芝立命館高等学校出身)

     惠上 かし香(2年 相生産業高等学校出身)

     中川  萌 (1年 甲子園学院高等学校出身)

     野村 純花 (1年 津田学園高等学校出身)

 

 本大会は全日本学生剣道優勝大会の予選であり、男女ともに上位8校と敗者復活戦(上位16校の内、上位8校を除く8校で行う試合)の勝者4校が、その出場権を得ることができます。なお、今大会の上位8校は次年度本大会組合せにおけるシード権を得ることができます。特に今大会は、男子が2回戦で前年度優勝の関西大学と、女子もベスト8進出を賭けて前年度優勝の立命館大学との対戦が予想され、本学にとって非常に厳しい組合せとなりました。昨年度本大会において男女ともに失ったシード権の奪還を第一目標として、今大会に臨んだ本学の試合は以下の結果となりました。

 

  男子  1回戦 甲南大学 3(6)-1(2)大阪経済法科大学

      2回戦 甲南大学 0(0)-4(6)関西大学      

  女子  1回戦 甲南大学 4(7)-0(0)大阪府立大学

      2回戦 甲南大学 1(2)-1(3)関西大学

 

以上の通り、男女とも健闘及ばず、全日本大会への切符を手にすることは叶いませんでしたが、本年4月以降、新たにお迎えした伊藤師範の熱心なご指導を賜り、また監督・助監督に加えて新たに任命された強化委員の先輩方による充実した指導体制のもと、現役学生が夏季合宿・二部練習期間と、厳しい稽古を経て得た気魄や技術は、男女ともに緒戦から発揮され、始動段階にある強化の進捗状況と、その方向性が正しいことをOB・現役学生ともに確認することができました。現役学生においては、今大会で顕在化した課題の克服を中心に「為すべきこと」を、自身が認識し、指導者に恵まれた環境を最大限活用する自発的な強化を期待します。

 また、今大会には、本学より以下の先輩方に大会役員・審判員の労を取っていただきました。

  

  大会委員 石田 明久 先輩(S57年卒)

  審判主任 田頭 啓史 先輩(S52年卒)

       小林  進 先輩(S52年卒)

  審判員  森本 俊也 先輩(S60年卒)

 

以上の先輩方を始め、大会当日、ご来場賜りました多くの先生・先輩方に、厚く御礼申し上げます。

 

  ご来場の先生・先輩  伊藤 明裕 師範

  (男女監督を除く)  谷内 幹芳 先輩 (S40年卒)

             西村 元信 会長 (S42年卒)

             山本 眞人 先輩 (S46年卒)

             安井 洋一 先輩 (S50年卒)

             小林 竜太 先輩 (H 3年卒)

             植田 正二郎 先輩(H 5年卒)

             入江 尚吾 先輩 (H11年卒)

             友澤  剛 先輩 (H14年卒)

             吉田 大樹 先輩 (H14年卒)

             太田 雅史 先輩 (H17年卒)

             村田 和典 先輩 (H23年卒)

             盛山 寛史 先輩 (H23年卒)

             村田 順紀 先輩 (H24年卒)

             川本 賢史 先輩 (H25年卒)

             古賀 博之 先輩 (H25年卒)

             野村 達志 先輩 (H25年卒)

             本岡 亜衣 先輩 (H25年卒)

             中川 佳美 先輩 (H25年卒)

             後藤 未沙 先輩 (H26年卒)

             岸田  柊 先輩 (H27年卒)

             織田 明悠未 先輩(H27年卒)

             北田 翔子 先輩 (H27年卒)

             森  文絵 先輩 (H27年卒)

 

 なお、本大会の結果は次の通りです。

 

  男子優勝  近畿大学(9年ぶり6回目)

    準優勝 大阪体育大学

    第三位 関西大学

    第三位 立命館大学

  女子優勝  大阪教育大学(5年ぶり6回目)

    準優勝 立命館大学

    第三位 大阪体育大学

    第三位 関西学院大学

会場となった大阪市中央体育館
会場となった大阪市中央体育館
厳しい稽古を積んできた自信を胸に堂々と入場
厳しい稽古を積んできた自信を胸に堂々と入場

男子58校、女子57校が出場の今大会
男子58校、女子57校が出場の今大会
決戦を前に相手校と対峙する選手たち
決戦を前に相手校と対峙する選手たち

いざ勝負!決戦の火ぶたが切られた… (写真提供:岸田柊 先輩)
いざ勝負!決戦の火ぶたが切られた… (写真提供:岸田柊 先輩)
山内選手(3年)          (写真提供:岸田柊 先輩)
山内選手(3年)          (写真提供:岸田柊 先輩)

祐谷選手(3年)         
祐谷選手(3年)         
高瀬副主将(4年)         (写真提供:岸田柊 先輩)
高瀬副主将(4年)         (写真提供:岸田柊 先輩)

石上選手(2年)          (写真提供:岸田柊 先輩)
石上選手(2年)          (写真提供:岸田柊 先輩)
明照選手(3年)          (写真提供:岸田柊 先輩)
明照選手(3年)          (写真提供:岸田柊 先輩)

土橋選手(3年)          (写真提供:岸田柊 先輩)
土橋選手(3年)          (写真提供:岸田柊 先輩)
今井主将(4年)          (写真提供:岸田柊 先輩)
今井主将(4年)          (写真提供:岸田柊 先輩)

女子の2回戦(関西大学戦)は男子の試合と同時進行となった
女子の2回戦(関西大学戦)は男子の試合と同時進行となった
小日山選手(3年)
小日山選手(3年)

野村選手(1年)
野村選手(1年)
中川選手(1年)
中川選手(1年)

中本選手(3年)
中本選手(3年)
坂本主将(4年 白道着選手の奥)
坂本主将(4年 白道着選手の奥)

今までになかった攻めの激しさが強化の進捗を感じさせた     (写真提供:岸田柊 先輩)
今までになかった攻めの激しさが強化の進捗を感じさせた     (写真提供:岸田柊 先輩)
初戦を終えて伊藤師範のアドバイスを真剣な眼差しで聴く選手たち
初戦を終えて伊藤師範のアドバイスを真剣な眼差しで聴く選手たち