第64回関西学生剣道選手権大会・第46回関西女子学生剣道選手権大会

 絶好の行楽日和に恵まれた5月15日、大阪市「舞洲アリーナ」において、第64回関西学生剣道選手権大会・第46回関西女子学生剣道選手権大会が開催されました。本大会は、関西学生剣道連盟に加盟の各大学がトーナメント方式で、その覇を競う個人戦であり、その内、男子ベスト30、女子ベスト16に進出した選手は、全日本学生剣道選手権大会・全日本女子学生剣道選手権大会の出場権を得ることができます。男子53大学181選手・女子58大学146選手が出場する本大会に、今年も本学より男子5名・女子3名が出場し、以下の結果に終わりました。

 

  男子

   土橋 孝史 (4年 四天王寺羽曳丘高等学校出身) 2回戦進出

   山内 寿希也(4年 履正社高等学校出身)     2回戦進出

   祐谷 樹  (4年 八頭高等学校出身)      3回戦進出

   明照 佳祐 (4年 報徳学園高等学校出身)    2回戦進出

   石上 純平 (3年 滝川第二高等学校出身)    準決勝戦進出→第三位入賞

  女子

   中本 夏海 (4年 西大寺高等学校出身)     2回戦進出

   小日山 瑞希(4年 初芝立命館高等学校出身)   ベスト16進出→全日本大会出場

   野村 純花 (2年 津田学園高等学校出身)    2回戦進出

 

以上、4年生の小日山瑞希 選手がベスト16進出を果たし、昨年の中本夏海 選手に続いて本学女子としては2年連続となる全日本大会出場の切符を手にしました。そして、3年生の石上純平 選手が初戦から1本も奪われることなく準決勝戦まで勝ち上がり、見事に第三位入賞を果たしました。本学男子勢の入賞は、平成16年に太田雅史 先輩(H17年卒)の準優勝以来、実に12年ぶりの快挙となります。また、本大会において本学から出場の選手全員が初戦を突破したのも久々のことで、チームとして戦力の底上げが感じられ、更に、2年連続となる女子の全日本大会出場、男子の第三位入賞といった結果は、伊藤明裕 師範を始め、監督・助監督・強化委員の先輩方による熱心なご指導の賜物であり、昨年来の新指導体制における強化は徐々に実りつつあります。5年ぶりに男女揃って出場する全日本学生剣道選手権大会・全日本女子学生剣道選手権大会は、7月2日(土)、3日(日)の二日に亘り、日本武道館で開催されます。更に、併せて開催される全日本学生剣道東西対抗試合の西軍選手候補として、土橋孝史 選手と石上選手が選ばれており、両名においては是非とも選考会を勝ち抜き、晴舞台で活躍されることを期待します。

 また、今大会には、以下の先輩方に大会役員・審判員の労を取っていただきました。

 

  大会副委員長 石田 明久 先輩(S57年卒)

  審判主任   田頭 啓史 先輩(S52年卒)

  審判員    森本 俊也 先輩(S60年卒)

         杉本 安隆 先輩(S61年卒)

 

 以上の先輩方に加え、大会当日、多くの先輩方・ご父兄の方々にご来場賜りましたことを、学生に代わり、厚く御礼申し上げます。

 

  ご来場の先生・先輩  伊藤 明裕 師範

             西村 元信 会長 (S42年卒)  

             山本 眞人 先輩 (S46年卒)

             安井 洋一 副会長(S50年卒)

             小林  進 先輩 (S52年卒)

             村上 克己 先輩 (S52年卒)

             友澤  剛 先輩 (H14年卒)

             岸田  柊 先輩 (H27年卒)

             北田 翔子 先輩 (H27年卒)

             森  文絵 先輩 (H27年卒)

             今井 優希 先輩 (H28年卒)

             高瀬 崚馬 先輩 (H28年卒)

             右田 直規 先輩 (H28年卒)

             坂本 里来 先輩 (H28年卒)

             ※男女監督を除く

 

 なお、今大会の結果は次の通りです。

 

   男子優勝 米  隼人 選手 (近畿大学4年 龍谷大学附属平安高等学校出身)

    準優勝 山田  翔 選手 (大阪体育大学4年 呉商業高等学校出身)

    第三位 井関  銀 選手 (関西学院大学3年 帝京第五高等学校出身)

    第三位 石上 純平 選手 (甲南大学3年 滝川第二高等学校出身)

   女子優勝 二宮 菜美 選手 (龍谷大学4年 帝京第五高等学校出身)

    準優勝 山田 絵里華 選手(関西学院大学3年 岡崎商業高等学校出身)

    第三位 山本 可南子 選手(大阪体育大学4年 福岡舞鶴高等学校出身)

    第三位 井上 沙綾 選手 (近畿大学2年 須磨学園高等学校出身) 

会場となった舞洲アリーナ
会場となった舞洲アリーナ
今大会も男子53大学181選手・女子58大学146選手が出場
今大会も男子53大学181選手・女子58大学146選手が出場

土橋主将(4年、写真右側)
土橋主将(4年、写真右側)
山内副主将(4年)
山内副主将(4年)

祐谷選手(4年)
祐谷選手(4年)
明照選手(4年)
明照選手(4年)

中本 女子主将(4年、写真奥側のコート)
中本 女子主将(4年、写真奥側のコート)
小日山 女子主務(4年、写真奥側のコート)
小日山 女子主務(4年、写真奥側のコート)

ベスト8進出を賭けた一戦で石上選手は、関西学院大学の上段、土井選手を一本勝ちで降す。
ベスト8進出を賭けた一戦で石上選手は、関西学院大学の上段、土井選手を一本勝ちで降す。
観覧席ではOBOGの先輩方が固唾をのんで試合を見守る
観覧席ではOBOGの先輩方が固唾をのんで試合を見守る

準々決勝戦では近畿大学 西村選手に二本勝ちで完勝
準々決勝戦では近畿大学 西村選手に二本勝ちで完勝
石上選手の準決勝戦進出が決まり、歓喜に沸くOBOGと現役部員。
石上選手の準決勝戦進出が決まり、歓喜に沸くOBOGと現役部員。

決戦を前に伊藤師範よりアドバイスを頂く石上選手
決戦を前に伊藤師範よりアドバイスを頂く石上選手
決戦を傍らで見守る本学選手たち
決戦を傍らで見守る本学選手たち

表彰式で名前を呼ばれ前に出る石上選手
表彰式で名前を呼ばれ前に出る石上選手
大会会長より第三位の表彰を受ける石上選手
大会会長より第三位の表彰を受ける石上選手

本大会で本学男子選手の胸にメダルが輝くのは12年ぶり
本大会で本学男子選手の胸にメダルが輝くのは12年ぶり
石上選手と共に戦った本学選手たち。全員が初戦を突破した。
石上選手と共に戦った本学選手たち。全員が初戦を突破した。

石上選手はこの日、相手に1本も奪われることなく準決勝まで勝ち上がった。
石上選手はこの日、相手に1本も奪われることなく準決勝まで勝ち上がった。
小日山選手はベスト8進出を賭けてインターハイ準優勝経験者で上段の井上選手(近畿大学)と死闘を繰り広げた
小日山選手はベスト8進出を賭けてインターハイ準優勝経験者で上段の井上選手(近畿大学)と死闘を繰り広げた

閉会後、伊藤師範の激励とアドバイスに真剣な眼差しの部員たち。
閉会後、伊藤師範の激励とアドバイスに真剣な眼差しの部員たち。
本大会審判主任を務めた田頭先輩からもアドバイスを頂く
本大会審判主任を務めた田頭先輩からもアドバイスを頂く

出場選手を囲んで部員と師範・OBたち
出場選手を囲んで部員と師範・OBたち
小日山選手を囲んで女子部員たち
小日山選手を囲んで女子部員たち
勝って兜の緒を締めよ…全日本大会における上位進出を期待する!
勝って兜の緒を締めよ…全日本大会における上位進出を期待する!