第61回西日本学生剣道大会・第31回西日本女子学生剣道大会

 風薫る「アジアの玄関口」福岡県福岡市「福岡市民体育館」において、5月28日~29日の二日間、第61回西日本学生剣道大会・第31回西日本女子学生剣道大会が開催されました。東海・北信越・関西・中四国・九州の各学生剣道連盟に加盟する大学による団体戦である本大会において、本学は、第4回・第5回大会(昭和34年・35年)の二連覇を始め、3位2回(昭和36年・昭和43年)という輝かしい実績を有します。本年も、本学からは男女ともに出場し、以下の布陣で、この福岡遠征に臨みました。

 

  男子

      土橋 孝史 (4年 四天王寺羽曳丘高等学校出身)

      明照 佳祐 (4年 報徳学園高等学校出身)

      祐谷 樹  (4年 八頭高等学校出身)

      石上 純平 (3年 滝川第二高等学校出身)

      井上 康平 (3年 伊丹北高等学校出身) 

      中川 裕  (3年 金沢桜丘高等学校出身)

      井形 優  (2年 城北高等学校出身)

  女子  

      中本 夏海 (4年 西大寺高等学校出身)

      小日山 瑞希(4年 初芝立命館高等学校出身)

      中川 萌  (2年 甲子園学院高等学校出身)

      野村 純花 (2年 津田学園高等学校出身)

      西村 葵  (1年 初芝立命館高等学校出身) 以上

 

 男女ともに、例年通り、2回戦までを第1日目に、3回戦からを第2日目に試合が進行し、初戦は男女とも九州看護福祉大学を降し、迎えた2回戦で男子に島根大学、女子に福山大学といった中四国の両雄が立ちはだかります。一昨年は女子のみ、昨年は男子のみ第2日目に残りましたが、昨年来の強化が実りつつある今大会、男子はシーソーゲームを制し、女子は代表戦の末に、男女揃って第2日目に駒を進めます。そして、迎えた第2日目の3回戦では、男子が、前日に福岡教育大学を破り勢いに乗る愛知大学を相手に接戦の末、女子が、本大会入賞回数10回を誇る中京大学を相手に猛攻をよく凌ぎましたが、健闘及ばず、男女ともに惜敗を喫しました。今大会における試合結果は次の通りです。

 

  男子 1回戦 

      甲南大学 4(7) ― 0(0) 九州看護福祉大学

     2回戦

      甲南大学 3(4) ― 1(3) 島根大学

     3回戦

      甲南大学 2(4) ― 3(7) 愛知大学    

    →3回戦敗退

  女子 1回戦

      甲南大学 3(5) ― 0(0) 九州看護福祉大学

     2回戦

      甲南大学 1(2)代ー 1(2) 福山大学

     3回戦

      甲南大学 0(0) ― 2(2) 中京大学     

    →3回戦敗退

 

 また、今大会は堂内昌孝 男子監督(S57年卒)と菅沼満寛 女子監督(S53年卒)に加えて、伊藤明裕 師範にも大会期間中二日間にわたり、選手をご指導いただきました。縦之会会員一同、ここに厚く御礼申し上げます。

 なお、本大会の結果は次の通りです。

 

   男子 優勝  鹿屋体育大学

      準優勝 近畿大学

      第三位 同志社大学

      第三位 大阪体育大学

   女子 優勝  鹿屋体育大学

      準優勝 大阪教育大学

      第三位 同志社大学

      第三位 福岡大学

男子104大学、女子100大学が参加の今大会
男子104大学、女子100大学が参加の今大会
緊張した面持ちで開会式に臨む本学選手たち
緊張した面持ちで開会式に臨む本学選手たち

入場行進はなく大学名を呼ばれるまで座して待つのも本大会の特徴の一つ
入場行進はなく大学名を呼ばれるまで座して待つのも本大会の特徴の一つ
西村葵 選手(1年)
西村葵 選手(1年)

中川萌 選手(2年)
中川萌 選手(2年)
野村純花 選手(2年)
野村純花 選手(2年)

小日山瑞希 選手(4年)
小日山瑞希 選手(4年)
中本夏海 選手(4年)
中本夏海 選手(4年)

女子2回戦は代表戦にもつれ込む展開となった
女子2回戦は代表戦にもつれ込む展開となった
男子2回戦・3回戦とも接戦となった
男子2回戦・3回戦とも接戦となった

写真提供:菅沼満寛 監督(S53年卒)

     堂内昌孝 監督(S57年卒)