【寄稿】第6回若手OBOG稽古会を開催!

 梅雨ど真ん中の6月11日(土)甲南大学六甲アイランド剣道場(以下、 六アイ道場)において

 

「第6回若手OBOG稽古会」を開催しました。

 

この稽古会は、卒業したての20歳代から脂の乗りまくった40歳代の年代を(年齢の上で)

 

「若手」と位置づけ(50歳代以上の「まだまだ若手」の先輩方、申し訳ありません…)、

 

その年代のOBOGで

 

「集まって稽古して一杯やろう♪」

 

という気楽なコンセプトのイベントです。

 

現役学生の稽古が終わった午後の時間帯に六アイ道場を利用して、自由に

 

基本稽古するもよし♪

 

久しぶりに仲間と地稽古するもよし♪

 

見取り稽古するもよし♪

 

面は各自のペースで何回外してもOK!というゆる~い内容の稽古会で、

 

特に大学剣道部や稽古とは疎遠になってしまっているOBOGで、甲南への思いはあるのに、

 

「いきなり現役学生と(同じペースで)稽古するのは、ちょっと…」という方、

 

「一人で現役学生の稽古に参加するのは、ちょっと…」という方、

 

「久しぶりにアイツと稽古して美味い酒飲みたい!」という方etc…を対象に、

 

まずはそうした若手OBOGの遠のいている足を六アイ道場に向けていただくことが主な目的です。

 

 昨年8月を皮切りに、10月・11月、そして今年2月・5月に続き早くも第6回目となる稽古会当日は、

 

事前のfacebookLineといったSNSを駆使した案内のもと、 誰か日頃の行いが良かったのか、奇跡的な

 

「梅雨の晴れ間」に恵まれたショッキングピンクの我らが聖地、六アイ道場に

 

我らがキャプテン入江尚吾 先輩(H11年卒)を始め…

今回が共に参加2回目となる赤松翼 先輩(H21年卒)と、間処裕也 先輩(H23年卒)や…


酔った勢いで「次回も参加します!」という先月の公約を見事守った松井宣将 先輩(H14年卒)!

そして、意外にも?初参加…縦之会チームのレギュラー選手 西島祥浩 先輩(H21年卒)や…

今回の参加最年少にして紅一点!織田明悠未 先輩(H27年卒)に加えて…

今回も参加最年長にして…やっぱり朝から学生との稽古に参加した菅沼満寛 先輩(S53年卒)…

そんな菅沼先輩に触発され、同じく二部練に臨んだがために、この夜、大変なことになる友澤剛 (H14年卒)

さらに、なんと…!午前中に学生をご指導いただいていた伊藤明裕 師範と久保貴教 先生のお二人という


若手OBOG稽古会史上最強のゲストのご参加を得て、始まりました…

 

思いがけず豪華メンバーの稽古会!

初参加者が指揮を執るというルールに則って、道場には西島先輩の号令が鳴り響き…

記憶を辿りつつ指揮を執る西島先輩のもと、まったりした準備運動と素振りに続いて、上座も下座もなく

 

円になって礼を交わし…いよいよ稽古開始!


豪華ゲストを迎えて、いつもに増して熱気を帯びた道場では、至るところで同期対決(松井先輩VS友澤・

 

西島先輩VS赤松先輩)や…


世代を越えたキャプテン対決(入江先輩VS西島先輩・西島先輩VS間処先輩)といった午前中の道場では

 

見られないドリームマッチが展開されました。


いつになく、みっちりの稽古内容ですが、いつも通りマイペースに稽古しーの…休みーの…


そんな中、参加者総当たりの稽古もそろそろお開きにしようかと、一人また一人と面を外しだしたころに

 

元気に現れた織田先輩は…

登場のタイミングもあって「せっかく来てくれたんだから!」と…立て続けに入江先輩→伊藤師範→

 

菅沼先輩のフルコースで、この日モテモテでした。

元気あふれる織田先輩の若さが羨ましくなったところで、いつにも増して充実の稽古会は幕を閉じました。

 

午前中の稽古から、まさかの流れでお付き合いいただきましたゲストの両先生、ありがとうございました。

 

この日、ただ一人、現役学生として参加した影山祐介 君(2年生)は、後半、久保先生にマンツーマンで指導

 

いただいたり、松井先輩と甲南中高の絆を深めることができたりと…間違いなく「1UP」しました。


稽古会参加者
氏  名 卒業年次 氏  名 卒業年次 氏  名 卒業年次
伊藤 明裕 先生 特別会員 久保 貴教 先生 外部参加 菅沼 満寛    S53年卒
入江 尚吾 H11年卒 松井 宣将 H14年卒 友澤  剛 H14年卒
西島 祥浩 H21年卒 赤松  翼 H21年卒 間処 裕也 H23年卒
織田 明悠未 H27年卒 影山 祐介 2年生  

稽古の後は…いつもなら近場の住吉か摂津本山に繰り出すところですが、今回はイレギュラーに第二道場

 

を梅田に移すべく、飲み会参加メンバーは一路東へ…のはずが、一部メンバーは、やはり住吉でフライング

 

の暴挙に出た結果…

約1名、完全に仕上がった状態のベストコンディション?で今度こそ一行は、一路東へ…

今回は第二道場にも稽古会とは違った特別ゲストが…会場を梅田に移したのも、この特別ゲストを迎えるため…

阿保先輩ご夫妻。ご結婚おめでとうございます!末永くお幸せに♪
阿保先輩ご夫妻。ご結婚おめでとうございます!末永くお幸せに♪

その特別ゲストこそ、関西の親戚に結婚の報告に来ていた阿保綱孝 先輩(学習院大学H14年卒)ご夫妻

 

なのです!第二道場キャプテンの伊藤英作 先輩(H12年卒)企画のもと、東京在住のお二人を「関西人

 

らしく」コテコテに迎えるべく、下見を重ねること2回…コテコテの会場を用意しました。


学習院大学対甲南大学定期戦が第60回を迎える記念すべき年に、一足早く始まりました…

 

1対7の学習院戦!~新婚さん、いらっしゃ~い♪~

乾杯を合図に火蓋が切られた学習院戦でしたが、阿保先輩と初対面の若い二人は、まだ知りませんでした…

 

阿保先輩が、特別ゲストというよりは、学習院ではOBから現役学生に至るまで、その名を轟かせる酒豪で

 

学習院最強の刺客であるということを…!

そんな阿保先輩を迎え討つべく、甲南陣営も、序盤から飲むわ飲むわ…

そんなビールジョッキが飛び交う戦場で、メンバー唯一コテコテの大阪人である西島先輩が見事に

 

焼くわ焼くわ…

かと思えば若い同期二人で飲むわ飲むわ…


そんな若い二人に負けてられるかと…平成14年卒同期二人も飲んで残心キメるわキメるわ…

そんな後輩たちのガンバリに触発されてか…先輩キャプテン二人も飲むわ飲むわ…


戦況は、甲南七人相手に阿保先輩が一歩も引かず、総力戦の様相を呈し、延長戦へ…


延長戦は場所を変えて、やはり東京在住の阿保夫妻に喜んでもらうべく、コテコテのお店を用意しました。


串カツの二度漬けとジョッキの二度置き禁止という超厳格なルールに則り…延長…始めぇい!

この頃になると、若い二人は、ようやく気づきます…完全に阿保先輩にロックオンされていることを…

 

そして、もはや敵味方関係なく戦っていることを…

最初は、阿保先輩と初対面で、大多数のメンバーと7~10歳近く世代の隔たりがある西島・赤松コンビが、

 

上手く馴染めるか心配でしたが、メンバーの皆さんが暖かく?迎えてくれたおかげで、また、阿保先輩の

 

大学という枠を越えた包容力で、最後は、まるで学生時代を共にした後輩のような存在になっていました。

メンバー構成上、壮絶な飲み会になりましたが、阿保先輩と青山・松井両先輩による約10年ぶりの再会が

 

実現したり、久々に平成10~13年歴代のキャプテン(入江・伊藤・青山各先輩)が顔を揃えたりと…

阿保先輩と松井先輩
阿保先輩と松井先輩
入江先輩と青山先輩。西島先輩もH20年度キャプテン。
入江先輩と青山先輩。西島先輩もH20年度キャプテン。

この日、初めて出会ったり、久々に再会したり、それぞれ絆を深めたメンバーたちは、またの再開を約して

 

帰路につきました。ある者はラーメンをすすりに…ある者は身の危険を感じて忽然と姿を消し…


 縦之会は現役学生を支援する後援会的側面もありますが、OBOGが交流・懇親を深める同窓会的側面

 

もあるのです。若手OBOG稽古会は、OBOG有志によるイベントであり、まずは同窓会として若手

 

OBOGを六アイ道場(または、その後の飲み会)に集めて、最終的に後援会として現役学生の稽古や

 

試合会場に足を向けていただくのが狙いなのです。この稽古会は「剣道が好きな人」の集まりではなく、

 

「甲南が好きな人」の集まりにしたいと考えています。次回は8月開催を予定しています。

 

まずは懐かしの六アイ道場にお誘い合わせの上、お集まりください!

第二道場(梅田)参加者
氏  名 卒業年次 氏  名 卒業年次 氏  名 卒業年次
入江 尚吾  H11年卒 伊藤 英作  H12年卒 青山 太陽 H14年卒
松井 宣将 H14年卒 友澤  剛 H14年卒 西島 祥浩 H21年卒
赤松  翼 H21年卒 阿保 綱孝 学習院大学H14年卒(夫人同伴)

友澤 剛(平成14年卒) 記