第37回全日本女子学生剣道優勝大会

 絶好の行楽日和に恵まれた11月11日、愛知県「春日井市総合体育館」において第37回全日本女子学生剣道優勝大会が開催されました。本大会は、各地区連盟より割当に従って選出された代表校56大学が日本一の座を争う女子団体試合で、関西地区からはベスト8進出の各大学に加えて、ベスト16進出の8大学中、敗者復活戦を勝ち抜いた3大学の計11大学が出場します。本学も、去る10月6日の関西予選において敗者復活戦を勝ち抜き、平成28年以来、2年ぶりとなる出場を果たし、以下の布陣で今大会に臨みました。

 

  野村 純花 選手(4年 津田学園高等学校出身)

  中川  萌 選手(4年 甲子園学院高等学校出身)

  樋口 琴音 選手(3年 甲子園学院高等学校出身)

  西村  葵 選手(3年 初芝立命館高等学校出身)

  入井 玲亜 選手(3年 広島皆実高等学校出身)

  野中 陽和 選手(2年 興譲館高等学校出身)

  高橋 杏佳 選手(2年 雲雀丘学園高等学校出身)

 

 以上の出場選手を始め、女子部員と菅沼満寛 監督(S53年卒)他、指導陣は前日より現地入りし、会場となる春日井市総合体育館において最終調整の後は、名古屋市在住の小南幸信 先輩(S42年卒)、川渕孝樹 先輩(S45年卒)もご参加いただき、指導陣と女子部員による懇親会・激励会を開催しました。

 大会当日、組合せトーナメント上、本学が位置するのは国士舘大学や東海大学、更には中京大学や国際武道大学、そして筑波大学といった優勝候補の強豪ひしめく激戦区で、その初戦は、94大学出場の関東予選をベスト16進出で突破した國學院大學と対峙しました。指導陣の他、関西より応援に駆けつけた先輩方や、男子部員達が見守る中、先鋒戦を先制されるも、次鋒戦の2本勝ちで勝負をタイに戻し、流れを作りたい本学でしたが、引き分けた中堅戦からは副将戦で1本、大将戦では2本を追加され、国士舘大学が待ち構える2回戦には進出叶いませんでした。よって、本学2年ぶりの大舞台は初戦敗退で幕を閉じました。

 

  1回戦 甲南大学 1(2) ー 3(5) 國學院大學

 

  関西予選においては二度に及ぶ敗者復活戦の末、出場権を獲得した今大会、ここに至るまでには、伊藤明裕 師範を始めとする指導陣の熱心なご指導のもと、今大会を最後に引退する4年生の強力なリーダーシップ、それを支える3年生の団結力が女子部員を2年ぶりの大舞台へ導いたに他なりません。去り行く4年生2名が作った少数精鋭集団を引き継ぐ3年生以下7名の女子部員は、この大舞台での貴重な経験を糧に、来年、またこの地に立つべく、明日からの稽古に臨まれんことを切に願います。 

 また、今大会には、本学より以下の先輩方に大会役員・審判員の労を取っていただきました。

 

  大会特別委員 石田 明久 先輩(S57年卒)

 

 以上の先輩方を始め、大会当日、ご来場賜りました多くの先輩方に、厚く御礼申し上げます。

 

  ご来場の先輩     小南 幸信 先輩(S40年卒)

 (女子監督を除く)   山本 眞人 先輩(S46年卒)

             小林  進 先輩(S52年卒)

             東浦 聖員 先輩(高校S48年卒)

             堂内 昌孝 先輩(S57年卒)

             森本 俊也 先輩(S61年卒)

             友澤 剛  先輩(H14年卒)

                                       

 なお、本大会の結果は次の通りです。

  

  優勝  鹿屋体育大学(3年ぶり10回目)

  準優勝 明治大学

  第三位 国際武道大学

  第三位 日本体育大学 

会場となった春日井市総合体育館。
会場となった春日井市総合体育館。
前日に会場入りし、最終調整に臨む本学選手たち。
前日に会場入りし、最終調整に臨む本学選手たち。

トーナメント上、本学が位置するのは強豪ひしめく激戦区。
トーナメント上、本学が位置するのは強豪ひしめく激戦区。
大会前夜にはOBたちが女子部員の激励会を開催。
大会前夜にはOBたちが女子部員の激励会を開催。

毎回この会に参加いただける小南先輩。
毎回この会に参加いただける小南先輩。
声高らかに乾杯を発声される川渕先輩。
声高らかに乾杯を発声される川渕先輩。

大阪から女子部員の激励に駆けつけた東浦先輩。
大阪から女子部員の激励に駆けつけた東浦先輩。
大会準備にお忙しい中、駆けつけた石田先輩。
大会準備にお忙しい中、駆けつけた石田先輩。

地元のOBたちとの再会にお酒も進む。
地元のOBたちとの再会にお酒も進む。
部員たちも明日への英気を養った。
部員たちも明日への英気を養った。

最後は楽しく部歌の斉唱で閉会となった。
最後は楽しく部歌の斉唱で閉会となった。
激励会参加のOBと現役部員たち。
激励会参加のOBと現役部員たち。

大会当日は男子部員も応援に駆けつけた。
大会当日は男子部員も応援に駆けつけた。
大舞台で堂々入場する本学選手たち。写真提供:石田明久 先輩
大舞台で堂々入場する本学選手たち。写真提供:石田明久 先輩

影山祐介 主務にとっても晴れ舞台となった今大会。
影山祐介 主務にとっても晴れ舞台となった今大会。
今年も56大学391選手が出場の本大会。
今年も56大学391選手が出場の本大会。

試合を前に場外で待機する本学選手たち。
試合を前に場外で待機する本学選手たち。
いよいよ決戦の時!菅沼監督を先頭に試合場へ入る本学選手たち。
いよいよ決戦の時!菅沼監督を先頭に試合場へ入る本学選手たち。

決戦に臨む本学選手たち。
決戦に臨む本学選手たち。
野村純花 主将(4年)
野村純花 主将(4年)

中川萌 副主将(4年)
中川萌 副主将(4年)
樋口琴音 選手(3年)
樋口琴音 選手(3年)

西村葵 選手(3年)
西村葵 選手(3年)
野中陽和 選手(2年)
野中陽和 選手(2年)

相手校大将の二本勝ち宣告があった瞬間、本学の全日本大会は終わった…。
相手校大将の二本勝ち宣告があった瞬間、本学の全日本大会は終わった…。
監督も選手も必ず1年後、この大舞台に立つべことを心に誓った。
監督も選手も必ず1年後、この大舞台に立つべことを心に誓った。

本学2年ぶりの大舞台は初戦敗退に終わった。
本学2年ぶりの大舞台は初戦敗退に終わった。
試合終了後、指導陣のアドバイスに真剣な眼差しの選手たち。
試合終了後、指導陣のアドバイスに真剣な眼差しの選手たち。

決勝戦は明治大学と鹿屋体育大学が覇を競った。
決勝戦は明治大学と鹿屋体育大学が覇を競った。
今大会、決勝・準決勝を含め10試合の勝敗が代表者決定戦で決した。
今大会、決勝・準決勝を含め10試合の勝敗が代表者決定戦で決した。

本学の位置するトーナメントは混戦模様だったが国士舘大学が制した。
本学の位置するトーナメントは混戦模様だったが国士舘大学が制した。
今大会、関西からの出場大学中、最高成績は大阪教育大学のベスト8進出だった。
今大会、関西からの出場大学中、最高成績は大阪教育大学のベスト8進出だった。

今大会に出場の本学選手たち。
今大会に出場の本学選手たち。
菅沼監督と女子部員たち。
菅沼監督と女子部員たち。
応援にご来場のOBと本学選手たち。
応援にご来場のOBと本学選手たち。