第69回全日本学生剣道選手権大会

 12月4日「墨田区総合体育館」において第69回全日本学生剣道選手権大会・第55回全日本女子学生剣道選手権大会が開催されました。本大会は全国8地域における予選を勝ち抜いた選手たちが、学生日本一の座を争うトーナメント形式の男女個人戦です。本大会においては、本学も過去に男子第5回大会で白井教雅 先輩(S34年卒)が優勝、第8回大会で矢木司孝 先輩(S38年卒)が第三位入賞、女子第28回大会で西海章子 先輩(H7年卒)が第三位入賞と、輝かしい戦績を誇ります。また、8地域を東西に区分して各地域連盟より選出された選手で構成したチームで東西の雌雄を決する勝ち抜き形式の団体戦である男女東西対抗試合も本大会と同時開催されますが、本年はコロナウィルス感染拡大抑止の為、中止となりました。毎年、東京と大阪で交互に開催する本大会ですが、従来は男女の個人戦と男子東西対抗試合を1日で実施していたのを、2007年より1日目を女子個人戦と新たに開設した女子東西対抗試合、2日目を男子個人戦と男子東西対抗試合とする2日間開催となりましたが、本年は当初6月26日・27日に開催予定のところ、コロナウィルス感染拡大の影響により、異例の12月開催に延期となりました。本年も男子176名、女子90名が出場する今大会、本学からは、男子個人戦に、関西予選をベスト30進出により通過した久保田祐生 選手(3年 西大寺高等学校出身)と、ベスト16進出により通過した森島憲英 選手(1年 滝川第二高等学校出身)が出場し、次の結果となりました。

 

  男子個人戦 1回戦 久保田 ーメ 藏敷(東京学芸大学2年 大社高等学校出身)   

        →1回戦敗退

        1回戦 森島  ーコ 伊藤(日本大学2年 横浜高等学校出身)

        →1回戦敗退      

       

 試合場では堂内昌孝 監督代理(S57年卒)が、また、無観客試合につき主催の毎日新聞社によるライブ中継動画配信をOBOGが見守る中、2名とも初戦だけにお互い慎重な試合運びから決め手を欠き、延長戦となったところ、有効打突を決められ、悔しい一本負けとなりました。 

 現役学生においては、今回の敗戦から顕在化した課題は、選手本人のみならず本学剣道部の課題として捉え、久保田選手・森島選手はじめ一人でも多くの選手が来年、再びこの大舞台に立つことができるよう明日からの稽古に励まれんことを願います。

 また、今大会には、本学より次の先輩方に大会役員・審判員の労を取っていただきました。

 

  大会特別委員 石田 明久 先輩(S57年卒)

  審判員    杉本 安隆 先輩(S61年卒) 

 

 なお、本大会の結果は次の通りです。→試合結果(毎日新聞社 大会特設サイト

 

  男子優勝 黒川 雄大 選手 (筑波大学)

   準優勝 木村 恵都 選手 (鹿屋体育大学)

   第三位 岩部 光  選手 (国士舘大学)

   第三位 中村 謙太 選手 (同志社大学)

  男子東西対抗試合 中止

    

  女子優勝 水川 晴奈 選手 (法政大学)

   準優勝 妹尾 舞香 選手 (鹿屋体育大学)

   第三位 大久保 薫 選手 (中京大学)

   第三位 笠  日向子 選手(筑波大学)

  女子東西他校試合 中止